【マレーシア】米アルトン、ジョ州に製造・研究開発拠点[製造]

集じん機、空気圧縮機、高圧洗浄機などを生産する米アルトン・インダストリーは20日、マレーシア・ジョホール州ジョホールバルに製造・研究開発拠点を設置すると表明した。同社とマレーシア投資開発庁(MIDA)が共同で発表した。

アルトンのデビッド・ルー最高経営責任者(CEO)は、ニューヨークでマレーシアのツンク・ザフルル・ツンク・アジズ投資貿易産業相と会談した席上で、今後7年間で20億リンギ(約629億円)の投資を見込んでいることを明らかにした。

新工場の建設は既に始まっており、来年に完成予定だ。第1期の投資は5億リンギ。

ルーCEOは「新工場の設置で全世界のさまざまな業種の顧客に対するサポートを強化でき、新たな市場にも迅速に進出できる」と述べた。同社はこれまでに、中国江蘇省蘇州市に生産拠点を設けている。

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