カージナルスが今世紀初のシーズン85敗 ヌートバーは4打数2安打

【ブリュワーズ8-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスはブリュワーズに2対8で敗れ、1999年以来24年ぶりとなるシーズン85敗目。一方、勝利したブリュワーズは、この試合が終了した時点で地区優勝へのマジックナンバーを1つ減らし、「5」となった。ブリュワーズ先発のエイドリアン・ハウザーは6回4安打1失点の好投で7勝目(4敗)をマーク。カージナルス先発のザック・トンプソンは5回5安打4失点で7敗目(5勝)を喫した。

1回表にジョシュ・ドナルドソンの12号3ランで先制されたカージナルスは、その裏にリードオフマンのラーズ・ヌートバーが二塁打を放ってチャンスメイクし、ポール・ゴールドシュミットが反撃のタイムリー。しかし、その後は打線がなかなかつながらず、4回表にタイロン・テイラーの8号ソロで追加点を奪われると、8回裏にリッチー・パラシオスのタイムリーで1点を返すのが精一杯だった。

地区優勝の瞬間が迫るブリュワーズは、4対2と2点リードで迎えた9回表にテイラーのこの試合2本目のアーチとなる9号ソロとマーク・キャナの3点タイムリー二塁打でダメ押しの4点を追加。敵地でのカージナルス4連戦は3戦目を終えて2勝1敗となった。

カージナルスはこれで今季67勝85敗。21世紀に入ってからの最低成績は2007年の78勝84敗(唯一の負け越しシーズン)だったが、今季はそれを下回ることが確定した。シーズン85敗以上は1999年(75勝86敗)以来24年ぶり。シーズン90敗以上なら1990年(70勝92敗)以来33年ぶりの屈辱となる。

なお、ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場し、4打数2安打1得点の活躍。2試合連続のマルチ安打で今季の打撃成績は打率.268、13本塁打、43打点、出塁率.374、OPS.803となっている。

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