鈴木誠也が先制打放つもカブス敗れる スティールは2試合連続炎上

【パイレーツ13-7カブス】@リグレー・フィールド

ナ・リーグのワイルドカード争いでなんとか3位に踏みとどまっているカブスは、サイ・ヤング賞候補のジャスティン・スティールが2試合連続の炎上。一時は6対8と2点差まで追い上げたものの、7対13で敗れ、地区4位に低迷するパイレーツを相手に痛恨の1敗を喫した。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは6回途中9安打7失点で降板も13勝目(9敗)をマーク。スティールは4回途中8安打6失点で5敗目(16勝)を喫した。

2回裏に鈴木誠也のタイムリーで先制したカブスだったが、前回登板で6回6失点と精彩を欠いたスティールがまたも期待を裏切った。4回表先頭から怒涛の6連打を浴びて4点を失い、無死1・2塁のピンチを残したまま降板。2番手のホセ・クアスがジョシュア・パラシオスに9号3ランを浴びたため、スティールには2失点が追加され、防御率は3.00まで悪化してリーグ3位に後退した。

5回表にジャレッド・トリオロの2号ソロでリードを広げられた直後、5回裏にクリストファー・モレルの24号ソロとイアン・ハップの19号グランドスラムで2点差まで追い上げたが、6回表にコナー・ジョーの11号2ランなどで3失点。6回裏に1点を返したものの、9回表にダメ押しの3点を追加され、7対13で敗れた。

鈴木は「6番・右翼」でスタメン出場し、先制打を含む3打数1安打1打点1四球を記録。2試合連続安打で今季の打撃成績は打率.280、19本塁打、67打点、出塁率.352、OPS.832となった。後半戦は打率.305、12本塁打、OPS.931と好調をキープ。ワイルドカード獲得を狙うカブスの終盤戦の戦いを打撃好調の鈴木が牽引している。

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