阪急うめだ初の「トルコ催事」、伝統菓子バクラヴァは初日完売

親日国として知られ、2023年に建国100周年をむかえた「トルコ」に特化した催事が、9月20日より「阪急うめだ本店」で開幕。「フランス」「英国」「ニューヨーク」など海外催事が多い同百貨店で、初の試みとなる。

『トルコフェア 2023』は9月25日まで、「阪急うめだ本店」の9階・祝祭広場にて開催中

「もっと知りたいトルコ」をキャッチコピーに、全13店舗が参加する同イベント。1894年創業の老舗「ナーディル・ギュル」の伝統茶菓子「バクラヴァ」(4個・1944円〜)売場には、今回のために現地から職人が来日し、焼きたてを販売。オープン時から賑わいを見せ、初日は完売したという。

「パグラヴァ」とは、極薄のパイ生地にピスタチオなどのナッツ類を合わせ、バターシロップなどかけた菓子のこと。しっかりとした甘さが特徴だが、同ブランドはそこの塩梅を意識し、上品な味わいに仕上げているという。

伝統茶菓子「バクラヴァ」(4個・1944円〜)

また、紅茶大国でもあるトルコ。なかでもチャイは日常的に飲まれており、トルコの茶葉はカフェインが少ないのが特徴だという。会場でもトルコ最大級のチャイメーカー「チャイクル」の茶葉や、菓子とともにチャイがいただける特設カウンターが設置されるなど、トルコの食文化に触れることができる。

そのほか、会場中央にはイスタンブールにある「ガラタ塔」を模したオブシェがあり、大使館協力のもと、トルコの風景写真などは展示されている。また羊の毛で織り上げる「トルコ絨毯」や、ハンドメイドの「ポーチ」などの雑貨類も多数揃う。

担当者は「ヨーロッパの方はリゾート地として地中海を訪れたり、都会の部分もある。日本にはまだあまり入ってきていない『トルコ』の魅力をどうにか掘り下げようと企画しました。トルコにはいろんな引き出しがあるんだ、ということをお客さまの目で見ていただきたいですね」とコメント。

期間は9月20日から25日の6日間、同百貨店9階の「祝祭広場」にて。

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