歴史の幕開け!ウニオン、史上初のCLを戦う「専用ユニフォーム」登場 黒金ユニがレアル戦でデビュー

今季、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を戦うドイツ1部ウニオン・ベルリン。

ここでは、その歴史的なCLユニフォームをご紹介したい。

このブラックカラーの新ユニフォームは20日、敵地で行われたレアル・マドリー戦でデビューを果たした。

1. FC Union Berlin 2023-24 adidas CL Away

ウニオン・ベルリン 2023-24 adidas CLアウェイ ユニフォーム

クラブや選手はもちろん、サポーターにとっても歴史的な一着となるCLユニフォーム。基本的なデザインは今季のサードユニフォームと同じで、亀甲模様ともハニカム模様とも見ることができるユニークなグラフィックが特徴的だ。

このユニフォームは基本的にCLアウェイゲームで着用する。

背面首元にはほかのユニフォームと同様に、サポーターのチャント“Und Niemals Vergessen Eisern Union”の頭文字をレタリング。我らは鉄のウニオン(連合)であることを忘れるな、という熱きメッセージを背に欧州最高峰の舞台に挑む。

右袖には選ばれし者だけが付けることを許されるCLの象徴スターボール。選手のテンションも最高潮に達すること間違いなしだろう。

そんなCLアウェイユニフォームはブラックを基調に各部をゴールドで彩る華やかなカラーリングだが、これは単に華やかさを強調したものではない。

このデザインの元ネタは、実はTシャツ。レアル戦の着用姿と併せてそのTシャツもご紹介しよう。

今回のブラックとゴールドのデザインは、CL初出場を決めた昨シーズン最終節のブレーメン戦後に選手たちが着用した「CL初出場記念Tシャツ」に触発されたものだという。

Tシャツ前面の「Union International」と刻まれたデザインは、実は今回のユニフォーム裾部分にも装着している。CLへの物語は昨季の最後の瞬間から始まり、そして続いている。そんな繋がりを感じさせるユニだ。

その記念すべき初のCLとなった20日のレアル・マドリー戦は0-1で敗戦。猛攻を耐えに耐えたが後半アディショナルタイムの失点で惜しくも勝点1を逃した。

グループステージの結果次第では、ヨーロッパリーグでも着用するであろうユニフォーム。だがクラブ側もCLと名付けたように、これはこれは紛れもなくクラブ史上初の「チャンピオンズリーグ専用ユニフォーム」として登場した歴史的な一着だ。

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ウニオンにとっての歴史的なCLユニフォームはクラブ公式オンラインストアで販売中。

CL初戦はアウェイゲームだったが、第2節のブラガ戦はいよいよホームで初のCLを戦う歴史的な一戦だ。なお、次にこのブラックアウェイを着用するのは11月のナポリ戦となる。

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