<レスリング>【2023年世界選手権・特集】ファイナル進出の女子3選手の声

 

(2023年9月20日、セルビア・ベオグラード)


 ■女子53㎏級・藤波朱理(日体大=準決勝でギリシャ代表を撃破。決勝進出を決めるとともにパリ・オリンピック出場内定)「3回戦でエクアドルの選手とやったときに、今までやったことがないというか、本当にいい試合ができたという思いがある一方で、ちょっと実感が湧かない。今回はオリンピック代表権を取りにきたわけではなく、世界チャンピオンになるためにここにきた。しっかり明日に備えたい。コンディションはいつも通り。とくに良くもなく、悪くもなくという感じでした」


 ■女子62㎏級・元木咲良(育英大=準決勝で今年2月にも闘っているノルウェー選手を2-1で撃破)「ちょっと疲れすぎて、実感が湧かない。本当だったら、もっと思い切り攻めて自分の型にはめるレスリングにしたかった。やっぱり、ちょっとビビってしまった。相手も、前回やったときより強くなっていて、自分の対策もしていると思った。そのため思い切って仕掛けられなかった。そこは反省点。パリも大事だけど、わたしは去年のリベンジのためにやってきた(59㎏級で3位)。あとひとつ、しっかり勝って必ず優勝して日本に帰りたい」


 ■女子68㎏級・石井亜海(育英大=準決勝でトルコ代表に0-11のテクニカルスペリオリティで黒星。3位決定戦へ)「もう、やるしかない。今の試合は…。う~ん、ちょっと頭を整理していないですいません」

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