関西や中部地方でおなじみのロングセラー菓子「おにぎりせんべい」（販売：マスヤ／三重県伊勢市）。そのシリーズ商品「おにぎりせんべい 銀しゃり」に新キャラクターが誕生、９月２５日から順次パッケージに登場する。
左から、「おにぎりせんべい」、「おにぎりせんべい 銀しゃり」
１９６９年に誕生した「おにぎりせんべい」は、三角形のお米の生地を甘辛のしょうゆダレで味付けし、焼き海苔をトッピングしたソフトな食感が特徴。１９９９年にはメインキャラクター「おにぎり坊や」「クリスティーヌ」が登場し、グッズ化もされるなど長年愛され続けてきた。
今回は、発売１１周年を迎えながらも、しょうゆ味の存在感や流通の少なさから知名度が低い「おにぎりせんべい 銀しゃり」をもっと広めるべく新キャラクターを考案。塩味にちなみ、あっさりした性格で本当はやさしいが時々塩対応の「しおのすけ」と、おっとりした性格だがいざとなると物事をザクザク進められるしっかり者の「シャルロット」が誕生した。
「おにぎりせんべい 銀しゃり」のキャラクター「しおのすけ」（右）と「シャルロット」（左）
ちなみに、ネット上で「意外と洋風だったｗ」「名前の振り幅がすごい」「一体どこからきたんだ」とツッコミの声が散見されていた女の子の名前について同社に聞いてみたところ、クリスティーヌは「社長がピン！ときて命名した」との回答。またシャルロットは、「見た目がグレートブリテン王国の王妃・シャーロットの帽子に似ていたことから名付けられたスイーツ・シャルロットのような、高貴なイメージと綺麗な音の響きがキャラクターによく合っているから」という理由から、社内で匿名で募集した際にたまたま２名から提案があり採用されたそうだ。
広報担当者は、「食べていただければ、見た目の素朴さからは想像がつかない、ちょっと驚くくらいのおいしさである自信があります！お菓子もキャラクター達も少しでも多くの方に知っていただけるよう頑張ってまいります！」とアピール。同社は、役員会議でボツになった当初のデザインなど、キャラクター誕生への道のりを公式ＴｉｋＴｏｋで配信しているほか、「シャルロット・しおのすけ」のインスタグラムも開設している。
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