栃木県は21日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。11〜17日の1週間に報告された感染者数は計1585人で、1機関当たりの平均は20.86人。前週（3〜10日）の計1939人、1機関当たりの平均25.51人から減少した。減少に転じるのは5週間ぶり。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは安足で28.82人。県北が25.57人、宇都宮市が18.89人、県東が18.75人、県南が18.47人と続き、最も少ない県西は13.25人だった。
年代別では最多の10歳未満が388人。10代379人、40代165人、30代134人、50代132人などと続く。
クラスター（感染者集団）は医療機関で2件、高齢者施設で4件、障害者施設で3件発生した。
新規入院者は前週比39人減の170人。1週間平均の入院者は283.7人で、前週比54.6人減だった。
