ひまわり「アレ」宣言 バスケ女子、都内で練習

練習後、報道陣の取材に応じる赤穂ひまわり選手=都内

 アジア大会に出場するバスケットボール女子日本代表が21日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。七尾市出身の赤穂ひまわり選手(25)=デンソーアイリス=はコンディション不良で別メニューとなったが、「大会には間に合います。任されたポジションでチームを支えたい」と話し、優勝を誓った。

  ●双子の兄・雷太も出場「面白い」

 双子の兄雷太(らいた)選手が男子代表に選ばれたことについては「社会人になってから同じ大会に出ることがなかったので、珍しいというか面白いと思った。自分の中ではうれしい」と話した。

 さらに「雷太は自分より技術があり、バスケ熱も昔から高かった」とし「私は大人になったら普通に働いていると思っていた。双子で代表になるとは想像していなかった」と語った。

 一家全員がファンという阪神タイガースの優勝に話題が及ぶと「家族で本当に盛り上がりました」と笑顔。アジア大会のバスケ日本女子は1998年以来優勝から遠ざかっており、「25年ぶりなら18年ぶりの阪神よりすごいですね。双子で『アレ』目指します」と意気込んだ。

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