猫が『飼い主の邪魔をする時』の上手な対処法とは?4つの方法と猫の気持ち

猫が「飼い主の邪魔をする時」の対処法

読書中や仕事中などに猫に邪魔されるのは「猫飼い主あるある」ですよね。

構って欲しい猫の気持ちは分からなくはないですが、目の前に集中したいものがある場合は、お互いにストレスが溜まらないような上手な対処法で解決するようにしましょう。

1.猫が不満を感じないように準備する

ごはんを用意する、飲み水を新しくする、猫トイレをきれいにする、トンネルなどひとり遊びができるおもちゃを用意するなど、飼い主が他のものに集中している間に猫が不満を感じないようにしっかりと事前に準備をしておきましょう。

また、猫に邪魔されたくない時は、あらかじめ猫とたっぷりと遊んでおくと、満足したり適度な疲労を感じてその後は静かに過ごしてくれる可能性が高いです。

2.猫の居場所を作る

パソコン画面の前に来たり、キーボードの上に乗ったりして邪魔をしてくる猫には、飼い主さんの近くに箱を置くことで対処できます。猫は体がフィットする大きさの箱に入るのが好きだからです。

飼い主さんのそばにいられる安心感と、飼い主さんがしていることを眺められる楽しさがあるので静かに過ごしてくれるでしょう。

箱以外にも、猫がいつも好んで乗っかっているタオルやベッド型爪とぎなど、猫が大好きでリラックスできるものをそばに置いてそちらで休んでいてもらいましょう。

3.静かに対応する

邪魔してきた猫に大きなリアクションをすると、猫は「邪魔をすると構ってもらえると」覚えてしまうことがあります。

そのため、たとえ猫が邪魔をしてきても、騒がず静かに追い払うことを繰り返して「邪魔をしても構ってもらえない」ということを猫に学習してもらいます。

作業が終わったら、思い切り猫と遊んだり、甘えさせてあげたりして満足感を与えてあげましょう。

4.一旦猫の相手をする

少し構ってもらえるだけで満足する猫もいます。一旦猫の相手をしながら、猫が何を訴えているのか探ってみましょう。

我が家の猫も大きな声で鳴きながらテレビの前に立ったり、入ってはいけない場所に行こうとしたりして邪魔をすることがあります。騒いでもいいことはないと覚えてもらいたいのですが、あまりにもうるさいのでそばに行くと、ただついてきてほしいだけだったらしく、ついていくと自分の場所で静かにお昼寝を始めるのです。

このように、猫の訴えを解決してあげると静かになるパターンもあります。しかし、要求に応え過ぎるのはNGなので気を付けましょう。

「飼い主の邪魔をする時」の猫の気持ち

では、猫が飼い主の邪魔をしている時はどのような気持ちなのでしょうか。この時の猫の気持ちが分かるようになれば、今後は対処しやすくなるかもしれません。

何をしているのか気になる

飼い主が本を読んだりスマートフォンを見たりしている姿は、猫には飼い主がじっと動かずにいるように見えます。「どうしたの?何で動かないの?何をしているの?」と気になって近づいてくるのです。

猫は好奇心旺盛な動物です。作業をしている飼い主が使っている物を触ってみたくなったり、じゃれたくなったりすることがあります。

飼い主にお願いがある

遊んでほしい、甘えたい、お腹が空いた、ドアを開けてほしいなどのお願いを聞いてもらうために猫は色々な方法でアピールをします。

お願いを聞いてもらうためには自分に注目してもらう必要があるので、飼い主の目の前に来て邪魔をするのです。

不安や嫉妬

飼い主が何かに夢中になっていたり作業をしたりしていると、猫は飼い主が自分のことを忘れてしまったように感じて不安になることがあります。

嫉妬深い性格の猫は、飼い主が使用している物に嫉妬することもあるのです。そのような状況の時に「私を見て!」と飼い主の前に来て邪魔をしてしまうのです。

まとめ

猫が「飼い主の邪魔をする時」は、猫がしてほしい内容を考えて対処することで、猫を落ち着かせることができます。

また、静かに追い払うことで、いくら邪魔をしてもだめだということを覚えてくれることもあります。

愛猫が邪魔をしてきたら、その時の猫の気持ちに合わせて上手に対処してあげましょう。

© 株式会社ピーネストジャパン