アーセナルで2戦連続先発出場のラヤ、ラムズデールとの関係を語る

写真:2戦連続でアーセナルのゴールマウスを守ったラヤ

アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤが、チームメートであるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールとの関係性について語った。イギリス『スカイスポーツ』電子版が報じている。

アーセナルでは今シーズン、ラムズデールがプレミアリーグ開幕節から4試合連続で正守護神を務め、チームも3勝1分けと無敗を誇っていたが、ミケル・アルテタ監督は第5節エヴァートン戦でラヤを先発に据え、続くUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節PSV戦でもラヤにゴールマウスを任せた。

このままラヤがラムズデールに代わって正守護神の座に君臨する可能性もあるが、この件について問われたラヤは「それは監督が判断すべきものであって、僕が決めることではない」と断言。

ラムズデールとのポジション争いが注目を集める現状については次のように語っている。

「アーロンが先発に戻るのであれば、彼もチームのために戦い、試合に勝つ必要がある。2人のトップレベルのGKが同じチームにいるのは初めての状況だと思う。だけど、それは今のサッカーの一部に過ぎないものなんだ。監督は各ポジションに2人ずつ、トップレベルの選手を抱えることを望んでいる。僕たちはそれに協力しなければならない」

アーセナルは9月24日にトッテナムとのホームゲームを控えている。ライバルチームとの“ノースロンドンダービー”であり、無敗チーム同士が激突する大一番だが、この試合に出場する可能性を聞かれたラヤは次のようにはぐらかした。

「確かにここ2試合は僕がプレーした。だけど、日曜日に何が起こるのか、今の僕には分からない」

アルテタ監督はエヴァートン戦の試合後、「選手たちの資質を見つつ、それぞれの強みを発揮できるようにしなければならない。ある決断をする試合もあれば、別のことをする試合もある」とラヤ起用の理由を語った。果たしてトッテナム戦に向けてどのような決断を下すのか。

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