栃高生の“登竜門„ ボランティアで県庁堀を清掃

県庁堀を清掃する生徒たち

 【栃木】栃木高の1年生235人が21日、ボランティア体験活動として同校周辺の県庁堀を清掃した。

 清掃活動は生徒の地域貢献などを目的に毎年実施しており「栃高生の登竜門」とも呼ばれている。

 かつての県庁を囲むように整備された県庁堀東側と南側の計600メートルの区間で実施。生徒たちは胴長姿で堀に入り、鎌を使って草を刈ったり、ごみを拾ったりして汗を流した。約1時間半で2トントラック3台分の草などが集まった。

 今年は県誕生150年の節目に当たる。浜本匠望(はまもとたくみ)さん(16)は「多くの栃高生が通学などで通る道沿いにあるので、きれいになって気持ちが良い」と話した。

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