多彩な鬼ごっこ遊びを楽しめるイベント「鹿沼でおにごっこあそび交流会」が、栃木県鹿沼市酒野谷の出会いの森総合公園で開かれた。年少から小学3年までの子どもたち約70人が、鬼ごっこに競技性を加えた「スポーツ鬼ごっこ」に熱中し芝生を駆け回った。
市民グループ「鹿沼でおにごっこ実行委員会」が主催し、昨年に続き2回目の開催。狙いはスポーツ鬼ごっこを楽しみながら、子どもたちに幅広い年齢層と交流し精神的に発達してもらうこと。同委員のほか、地元の中高生ら24人がボランティアで鬼役を務めた。
子どもたちは一般的な鬼ごっことして知られる「おいかけっこ鬼」や、線上のみを逃げ回る「線鬼」など10種目を楽しんだ。
2年連続参加の緑町2丁目、保育園年長小島翔蓮(こじましょうは)ちゃん(5)は「(種目を)全部クリアできた」と充実した笑顔を見せた。ボランティアを務めた鹿沼商工高1年大貫香歩(おおぬきかほ)さん(15)は「子どもたちと触れ合えて楽しかった」と話した。