直前中止の花火大会…ついに待望の再打ち上げへ 前回は急展開、今回イベント開催に合わせ1万発 日時場所は

朝霞「彩夏祭」花火、11月4日に再打ち上げ

 8月初旬に埼玉県朝霞市で開催した「第40回朝霞市民まつり・彩夏祭」で、同5日夜に予定していた打ち上げ花火が開始直前に中止になった問題で、朝霞市民まつり実行委員会(伊藤尚久委員長)は19日、11月4日に改めて打ち上げ花火を実施する、と発表した。

 秩父市の業者が花火などをトラックに積み込む際にフォークリフトが故障、輸送に時間がかかり、設営が間に合わなかったことなどが中止の原因だった。業者が無償の再打ち上げを提案したことや市民らからの要望があることから、市内の露店イベント「アサカストリートテラス」の開催日に合わせて実施する。

 当日は午後6時から約1時間、同市の米軍キャンプ跡地で約1万発の花火を打ち上げる。中央公園陸上競技場(4500人)と同公園野球場外野スタンド(千人)、青葉台公園テニスコート(同)で無料観覧席を設置する。気象条件などで中止になった場合、ホームぺージや防災無線で周知する。

 無料観覧席の希望者は官製はがきに住所、氏名、希望観覧場所、応募人数を記入し、10月12日までに同市地域づくり支援課内「朝霞市民まつり実行委員会」宛てに郵送する。抽選により当選者に10月20日以降、入場券を発送する。

 問い合わせは、同市地域づくり支援課内・市民まつり実行委員会事務局(電話048.463.2645)へ。

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