世界のサッカーを網羅するコンピューターゲーム「フットボール・マネージャー」。プロも選手のデータを確認するために使っているという。
今回はそのフットボール・マネージャーの2014年版でレアル・マドリーに所属していた若手選手のなかで「現実ではあまり伸びなかった」者を特集する。
セルヒオ・モヤ
現在:引退
フットボール・マネージャー2014の中ではかなり使えるゴールキーパーで、スカウティングチームの目に留まるほどにレアル・マドリーのユースで活躍したのだが、U-18よりも上のカテゴリに進むことはなかった。
2014年の夏にレアル・マドリーを離れてレアル・オビエドへと移籍し、それからずっと下部リーグでプレーしている。そして最後に所属したのは5部のUPプラセンシアというクラブだった。
イバン・サエス
現在:引退
レアル・マドリーの下部組織で期待されたセンターバック。スペインのユース代表チームでも主力の一人であったが、彼はサッカー選手としてのキャリアを20歳にして終えた。
Cチームでプレーしていた2014-15シーズンを最後にすべてのサッカー活動から離れ、フィットネスクラブでパーソナルトレーナーとして働くことを選択。選手としての生活で生まれた連絡先をすべて削除し、SNSも全てやめたという。
ホセ・ロドリゲス
現在:ハポエル・テル・アヴィヴ
ストライカーのヘセ・ロドリゲスではなく、セントラルMFのホセ・ロドリゲス。レアル・マドリーのBにあたるカスティージャまで昇格したものの、2015年からは世界を旅するジャーニーマンとなった。
ガラタサライ、マインツ、マラガ、マッカビ・テル・アヴィヴ、フォルトゥナ・シッタートなど渡り歩き、昨季はユニオン・サン・ジロワーズでプレー。そして今季はハポエル・テル・アヴィヴで移籍し、イスラエルに戻っていった。
クリスティアン・ベナベンテ
現在:アリアンサ・リマ
マドリッドで生まれ育ったペルー人の攻撃的MF。Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャまで昇格したものの、トップチームに呼ばれることはなかった。
2015-16シーズンにイングランドのMKドンズへ移籍したあと、半年だけでベルギーのシャルルロワへ。その後エジプトのピラミッドFCやフランス・リーグアンのナントなどを経て母国へと戻り、アリアンサ・リマへ加入している。
フアンホ・ナルバエス
現在:カルタヘナ
16歳でコロンビアからスペインにやってきたフアンホ・ナルバエス。ジダンからレアル・マドリー入りを勧められた「NEXTファルカオ」と評価されるストライカーだった。レアル・マドリー・カスティージャまで昇格したものの、トップチームへは入れなかった。
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2016年にベティスへと移籍し、それからコルドバ、アルメリア、ラス・パルマスへとローン移籍を繰り返してレアル・サラゴサへ。さらに昨年からはバジャドリー、レガネス、カルタヘナと2部のクラブを旅している。