円下落、一時1ドル148円台 日銀の金融緩和策維持を受け

 22日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=148円台を付けた。日銀が22日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を維持したことを受け、円安ドル高が進んだ。

 午後1時現在は前日比13銭円高ドル安の1ドル=148円11~12銭。ユーロは22銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円74~81銭。

 午前中は持ち高調整の円買いドル売りの動きが出たが、日銀の金融緩和維持を受けドルを買い戻す動きが強まり、円は上昇幅を縮小した。

 市場では「決定会合後の植田和男総裁の発言次第で円相場は大きく動く可能性がある」(外為ブローカー)との声があった。

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