兵庫県の斎藤元彦知事と大阪府の吉村洋文知事、関西経済連合会の松本正義会長が22日、大阪市内で会見し、プロ野球のペナントレースを制した阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝記念パレードを11月23日に開催すると発表した。神戸市の中心市街地・三宮と、大阪市のメインストリート御堂筋で時間帯をずらして実施する。
阪神は18年ぶりにセ・リーグで優勝し、オリックスはパ・リーグ3連覇を果たした。2025年大阪・関西万博のアピールもしようと、両府県や経済界、万博協会などが近く実行委員会を立ち上げ、コースやスケジュールなどを決める。
神戸での優勝パレードは、阪神が優勝した03年以来で20年ぶり。オリックスの神戸での優勝パレードは、イチロー選手(当時)らが活躍した1996年以来27年ぶりとなる。
斎藤知事は、阪神の前回パレードを引き合いに「あの時で約25万人。今回はより多くの人が集まると思う」とし、コースは「大丸前を出発し、フラワーロードを南下した前回を参考にしたい」と話した。吉村知事は「大阪市役所をスタートし、心斎橋まで2キロくらいはやりたい」と述べた。 (大田将之)