【ブンデス第5節プレビュー】浅野がバイエルンと、板倉がライプツィヒと対戦

[写真:Getty Images]

前節は開幕3連勝スタートのバイエルンとレバークーゼンが対戦し、2-2のドロー決着となった。早くも全勝チームがなくなった中、ライプツィヒ、シュツットガルトが3勝目を、ドルトムントが2勝目を挙げている。迎える第5節、FW浅野のボーフムがバイエルンと、DF板倉のボルシアMGがライプツィヒと対戦する。

まずはバイエルンvsボーフムから。バイエルンは前節、相手GKフラデツキーの躍動、後半に盛り返されたことで2度のリードを生かせず、後半追加タイム被弾で2-2の引き分けに持ち込まれた。しかし、水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)初戦ではマンチェスター・ユナイテッド相手に4-3の勝利。終始、リードする展開で逃げ切った。グループ最大のライバルと予想されるユナイテッドを撃破した中、リーグ戦での白星を取り戻しにかかりたい。

一方、ボーフムは前節、フランクフルトにドロー。2トップの一角で先発した浅野は一つ決定的なシュートを浴びせる場面があったが、2戦連発とはならなかった。好調を持続している様子の中、DFキム・ミンジェとの日韓対決を制し、バイエルン相手に見せ場を作れるか。

続いてボルシアMGvsライプツィヒ。ボルシアMGは前節、ダルムシュタットに3-3のドロー。ダルムシュタットにとって厳しい退場判定があって数的有利となった中、3点差を追いついての引き分けとなった。4試合を終えて12失点と守備が崩壊しているが、リーグ屈指の攻撃力を誇るライプツィヒを前に、ディフェンスリーダーの板倉には早急な修正を期待したい。

対するライプツィヒは前節、アウグスブルクに3-0の快勝。そして火曜に行われたCLではヤング・ボーイズに3-1で競り勝った。公式戦4連勝と勢いが続く中、守備に難のあるボルシアMG粉砕となるか。

フライブルクに退場者が出たことで競り勝ったドルトムントは、ヴォルフスブルクと対戦。フライブルク戦も課題の残る試合だったドルトムントは火曜に行われたCLではパリ・サンジェルマン相手に守備的に戦って成す術なく敗戦。厳しい試合が続く中、リーグ戦連勝で切り替えたい。

そのドルトムントに敗れて連敗となったフライブルクは、フランクフルトと対戦。ドルトムント戦ではMFヘフラーの無駄な退場で敗戦する結果に。ただ、木曜に行われたヨーロッパリーグ初戦ではオリンピアコス相手に敵地で3-2と勝利。好スタートを切った中、堂安にはゴールに絡む働きを期待したい。

そして金曜にはDF伊藤のシュツットガルトが登場、ダルムシュタットと対戦する。前節マインツ戦でも攻守に質の高いプレーを見せた伊藤はチームを3連勝に導けるか。既に8ゴールを挙げ、得点ランクトップを走る絶好調FWギラシーの爆発にも引き続き期待だ。

◆ブンデスリーガ第5節

9/22(金)

《27:30》

シュツットガルトvsダルムシュタット

9/23(土)

《22:30》

アウグスブルクvsマインツ

ボルシアMGvsライプツィヒ

バイエルンvsボーフム

ウニオン・ベルリンvsホッフェンハイム

ドルトムントvsヴォルフスブルク

《25:30》

ブレーメンvsケルン

9/24(日)

《22:30》

レバークーゼンvsハイデンハイム

《24:30》

フランクフルトvsフライブルク

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