野口健さん、登山中に搬送 意識は鮮明、ネパール

野口健さん

 【イスラマバード共同】ネパールのヒマラヤ山脈にあるマナスル(8163メートル)で、登山家の野口健さん(50)が呼吸困難になり、ヘリコプターで首都カトマンズの病院に搬送されたことが22日までに分かった。意識ははっきりしているという。事務所関係者が野口さんのX(旧ツイッター)アカウントで明らかにした。

 21日付の投稿によると、野口さんは8月中旬にネパール入りした。「昨日、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難となった」といい、入院先で「敗血症に近い状況」と診断された。

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