南野がPK獲得もバログンが2度失敗、後半AT被弾でニースとの上位対決に敗れ今季初黒星【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

モナコは22日、リーグ・アン第6節でニースをホームに迎え、0-1で敗れた。モナコのMF南野拓実は95分までプレーしている。

前節ロリアン戦を2-2の引き分けに持ち込まれたものの、2勝2分けスタートで首位に立つモナコは8月の月間MVPに輝いた南野が[3-4-2-1]の右シャドーでスタメンとなった。

前節パリ・サンジェルマンを下した2勝3分けスタートのニースに対し、モナコは9分にPKを獲得する。ディフェンスライン裏を取ったゴロビンがボックス内に侵入したところで相手DFに倒された。

しかし、キッカーのバログンはシュートをGKブルカに止められてしまう。

先制のチャンスを逸したモナコは30分、ディオプのヘディングシュートでゴールに迫られるも、GKケーンが凌いだ。

その後も38分にモフィに枠内シュートを打たれるなど、ハーフタイムにかけてはニースにペースを握られた中、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、モナコは53分にPKを再び獲得する。南野がボックス内でボールをキープにかかったところでサンソンに倒された。しかし、またもキッカーのバログンはシュートをGKブルカに止められてしまう。

ここから前半同様、守勢を強いられたモナコは78分、CKからエンダイシミイェのヘディングシュートがバーに直撃してヒヤリとさせられる。

嫌な流れが続いていたが、82分に南野に見せ場。途中出場ベン・イェデルのパスを受け、ボックス右からGK強襲のシュートを放った。

すると追加タイム2分、モナコは痛恨の失点。ボガにドリブルで切り込まれ、ボックス内からシュートを叩き込まれた。これが決勝点となってモナコは敗戦。今季初黒星を喫している。

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