カラバフ側が武装解除を開始 ロシア平和維持部隊に引き渡し

 アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフに平和維持部隊を派遣しているロシア国防省は22日、現地の武装組織がロシア側に武器や弾薬の引き渡しを始めたと明らかにした。インタファクス通信などが伝えた。同日に装甲車6両、800以上の銃器などが引き渡されたという。

 アゼルバイジャンは19日、治安部隊員らがナゴルノカラバフでアルメニア側の地雷により死亡したとして全面攻撃を開始。ナゴルノカラバフを支援してきたアルメニアのパシニャン首相が静観したため、ナゴルノカラバフ側は武装解除などの条件を受け入れて20日に停戦合意した。

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