宇都宮動物園で慰霊祭 感謝と祈りを捧げる

 9月20日から26日までは動物愛護週間です。

 宇都宮市の動物園では22日、園内で死んだ動物を供養する、慰霊祭が行われました。

 宇都宮市上金井町にある宇都宮動物園は、毎年、動物愛護週間に合わせて、1年間に園内で死んだ動物の魂を供養する慰霊祭を行っています。宇都宮動物園では、アミメキリンやアムールトラのほか小動物を含め、約90種400匹が飼育されていますが、この1年間にサーバルキャットやポニー、カピバラなどが死んでいます。

 ゾウ舎の前に立つ動物の慰霊碑には動物たちの好物の野菜や果物が供えられ、死んだポニーを担当していた飼育員が思い出を話しました。

 その後、神社の宮司による神事が行われ、飼育員やスタッフらが玉ぐしを奉納しました。

 慰霊祭には、近くの徳次郎保育園の園児が約30人も参加し、代表の園児2人が動物たちへの思いを発表しました。その後、参加者全員で献花台に花を供え動物たちに感謝し、祈りを捧げました。

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