栃木県内全域を自転車で巡るイベントが２３日、真岡市を発着点に行われ、大勢のサイクリストが秋の栃木路を走りました。
このサイクルイベント、「ぐるとち」は、栃木県の自然豊かやな風景や食を楽しんでもらおうと、去年（2022年）から始まったものです。
スタートの午前７時半ごろは、あいにくの雨となりましたが、発着点の真岡市下籠谷の井頭公園には県内外から４８８人のサイクリストが集まりました。
今回のイベントでは、県の東部を中心とする５つのコースが用意されました。
視覚障がい者向けのタンデム自転車を使ったコースに、初心者や家族向けの２９キロ、それに２日間をかけて県内を１周する最難関の３３３キロまで、参加者はそれぞれのペースでゴールを目指します。
田園風景や特色ある街並み、各地の名所を巡ることに加え、初日はコース上に合わせて１４カ所の休憩所が設置され、参加者に新鮮野菜など地元の食が振舞われました。
振っていた雨は途中でやみ、参加者は、秋らしい爽やかな風を受けながら、栃木県の多彩な魅力を満喫していました。
