日本代表FW上田綺世が所属するオランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムとキットサプライヤーのCastoreは22日、今季のフォースユニフォームを発表した。
上田は9月の日本代表欧州遠征で負傷し数週間の離脱中。順調に回復に向かっているようだが、この新ユニフォームを着るのは少し先のことになりそうだ。
Feynoord 2023-24 Castore Fourth
フェイエノールト 2023-24 Castore フォース ユニフォーム
23-24新フォースユニフォームはブラックを基調に、ライムグリーンのサブカラーで独特のグラフィックを描くエレクトリカルなデザイン。これはホームタウンであるロッテルダムの街に敬意を表したものだ。
スポンサーロゴマーク、エンブレムなどもすべてライムグリーンで統一。
スポンサーロゴなど各部の色を統一するスタイルは日本のJリーグクラブでも以前より増えてきたが、本来の色を放棄することに対して企業側の理解を得られないケースもまだ多いという。だが欧州ではデザインに対する考え方が異なるのか、難なくクリアしているような印象を受ける。
パンツはブラック、ソックスはライムグリーンをそれぞれ基調としたデザインに。
今回の2色によるカラーコンビネーションは次にご紹介する画像を見ると、その狙いやコンセプトが見えてくる。
今回のデザインはロッテルダムの地図をライムグリーンでスタイリッシュに描いたもの。
クラブ側ではとくに説明はないが、ブラックを基調に発色の良いグリーンという組み合せは、夜景が美しいことで知られるロッテルダムの夜を表現したものかもしれない。
このデザインで、密接な関係にあるロッテルダムの街とクラブやサポーターのつながりを強調。単なるユニフォームではなく、街へのオマージュを込めたものだ。
グリーンはロッテルダム市の色だが、同時に1994年からクラブのスポンサーを務め、スタジアムにも看板を掲げるオランダのビールブランド「Heineken」のコーポレートカラー。何らかの関連性があるのだろうか。
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23-24新フォースユニフォームはクラブ公式オンラインストアで販売中。
フェイエノールトは24日のエールディヴィジ第6節でアヤックスと敵地で対戦。この試合でフォースユニフォームがデビューする可能性もある。
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