ヨネヤマママコさん死去、88歳 パントマイムの第一人者

ヨネヤマママコさん

 日本のパントマイムの第一人者として活躍したヨネヤマママコ(本名米山ママコ=よねやま・ままこ)さんが20日午後0時40分、老衰のため埼玉県内の病院で死去した。88歳。山梨県出身。葬儀は近親者で行う。喪主は弟子の明神勇(みょうじん・いさむ)さん。

 東京教育大(現筑波大)在学中に、舞踏家の大野一雄さんらに師事。1954年に自身初のパントマイム作品「雪の夜に猫を捨てる」を発表し、高く評価された。

 60年に渡米し、米国各地の大学や劇団で指導しながら基礎メソッドを研究した。帰国後は「ママコ・ザ・マイムスタジオ」を設立し、国内外で公演した。代表作に「新宿駅・ラッシュアワーのタンゴ」など。

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