青森県内10市、10回目の共演 祭り・食勢ぞろい「大祭典」平川市で始まる

パレード終盤、青森ねぶたと前後して運行する平川市の世界一の扇ねぷた=23日午後7時10分ごろ、平川市

 青森県内の祭りや食が一堂に会する「あおもり10市(とし)大祭典」(主催・県都市共同観光振興特別対策事業実行委員会)が23日、平川市で2日間の日程で始まった。夜のパレードでは、ねぶたや山車が連なって練り歩き、沿道の観客を楽しませた。10市大祭典は、東日本大震災の影響で落ち込んだ観光を盛り上げようと、2012年に青森市で初めて開かれ今年で10回目。

 メイン会場のイオンタウン平賀には開始時間前から多くの人が来場。展示されている各地の山車の写真を撮ったり、祭りばやしなどのステージを楽しんだりした。また、10市の自慢の食を販売するブースも並び、来場者が列を作った。

 夕日が差す中始まったパレードは、平川ねぷたを先頭に三沢市の大型バイクなどのアメリカンパレード、五所川原立佞武多(たちねぷた)、青森ねぶたなどが進んだ。最後に高さ12メートル、幅9.2メートルを誇る平川市の名物「世界一の扇ねぷた」が登場。約900メートルのコースを堂々と練り歩いた。

 オープニングセレモニーでは、長尾忠行平川市長が開催地を代表して「市では大祭典を目指し、コースの無電柱化を実現した。盛会に終わることを祈念する」とあいさつ。同市出身でひらかわPR大使の俳優・駒井蓮さんが「10市の祭りが大集結ということで楽しみにしていた。2日間、盛り上がっていきましょう」と歓迎の言葉を述べた。

 今回、混雑緩和のため会場周辺には駐車場を設けていないため、実行委は市外の臨時駐車場からのシャトルバス(有料)や弘南鉄道の利用を呼びかけている。

© 株式会社東奥日報社