板倉フル出場のボルシアMGがヴェルナーの今季リーグ初弾に沈み開幕5戦未勝利【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

板倉滉の所属するボルシアMGは23日、ブンデスリーガ第5節でRBライプツィヒと対戦し0-1で敗戦した。板倉はフル出場している。

今季リーグ戦未勝利が続くボルシアMGが、公式戦4連勝中のライプツィヒをホームに迎えた一戦。ボルシアMGの板倉は3バックの中央でスタメンとなった。

中3日の過密日程をこなすライプツィヒに対し、立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げるボルシアMGは23分にチャンス。ペナルティアーク左で獲得したFKからヴァイグルが直接ゴールを狙ったが、相手DFにディフレクトしたボールはわずかにゴール右に外れた。

対するライプツィヒは36分、カルヴァーリョのパスでボックス右深くまで駆け上がったヘンリクスのクロスをボックス左のラウムがハーフボレーで折り返すと、オペンダがヘディングシュートを流し込んだが、ヘンリクスのクロスの場面でゴールラインを割っており、ゴールは取り消された。

さらにライプツィヒは44分にも、ボックス左でボールを受けたカルヴァーリョがカットインから右足を振り抜いたが、ゴール右を捉えたシュートはGKニコラスが横っ飛びで好セーブした。

ゴールレスで迎えた後半は、立ち上がりからライプツィヒが相手を押し込んでゴールに迫っていくが、板倉を中心とした守備陣を崩せず、決定機まで至らない状況が続く。

膠着状態が続く中、ボルシアMGは63分、カウンターの流れからボックス左でパスを受けたオノラがクロスを供給すると、ライツがヘディングシュート。しかし、これはGKブラシュヴィッヒがわずかに触り、枠の上に外れた。

その後、互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、75分にライプツィヒがスコアを動かす。シャビ・シモンズのスルーパスに反応したヴェルナーがボックス内に侵入すると、飛び出したGKをかわし、角度のない位置からシュート。左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。

1点を追うボルシアMGは、79分にハック、ノイハウス、クラマーを投入し反撃に転じたが、最後までゴールは奪えず。試合はそのまま0-1でタイムアップ。ボルシアMGは開幕5戦未勝利と苦しい戦いが続いている。

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