鎌田不出場のラツィオ、モンツァにドロー止まり【セリエA】

[写真:Getty Images]

ラツィオは23日、セリエA第5節でモンツァをホームに迎え、1-1で引き分けた。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場しなかった。

前節ユベントスに1-3で退けられたラツィオは、4日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦ではアトレティコ・マドリーに1-1のドロー。ラストプレーでの守護神プロベデル弾で引き分けに持ち込んだ。そのアトレティコ戦のスタメンから4選手を変更。失点に絡んだ鎌田の他、フェリペ・アンデルソンらがベンチスタートとなり、イサクセンとゲンドゥージが移籍後初先発となった。

1勝1分け2敗スタートのモンツァに対し、オープンな展開で立ち上がった中、11分にラツィオがPKを獲得。左サイドのザッカーニが縦に仕掛けてボックス内へ侵入すると、チュッリアに倒された。

このPKをインモービレが決めて先制したラツィオは18分、ボックス内を崩されてネットを揺らされるもオフサイドで助かった。さらに23分にはチュリッアに決定的なヘディングシュートを許したが、枠を外れてこの場面でも救われた。

しかし36分に失点。チュリッアの入れたクロスが流れ、ガリアルディーニに押し込まれた。

ハーフタイムにかけてもペースを掴めなかったラツィオは追加タイムにモタに決定的なヘディングシュートを許したが枠を外れて助かり、1-1で前半を終えた。

迎えた後半もオープンな展開でスタートすると、ラツィオはザッカーニがカットインシュートで、L・アルベルトがミドルシュートで勝ち越しゴールに迫っていく。そして57分には敵陣高い位置でボールを奪った流れからインモービレがポスト直撃のシュートを放った。

74分にはキリアコプーロスのミドルでひやりとさせられた中、終盤にかけてはラツィオの攻勢が強まったが、勝ち越しゴールは奪えず1-1のままタイムアップ。勝ち点1を積み上げるに留まっている。

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