セビージャ退団のパプ・ゴメスが現役引退を考慮か?「後悔するような最後を迎えたくない」

[写真:Getty Images]

無所属の状態が続いているアルゼンチン代表MFパプ・ゴメス(35)が、現役引退を考慮しているようだ。

カターニャでヨーロッパのキャリアをスタートし、ウクライナのメタリストを経てアタランタでバンディエラとなったパプ・ゴメス。しかし、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との確執によって2021年1月にセビージャに加入した。

アンダルシアの地ではここまで公式戦90試合に出場し、10ゴール6アシストを記録。昨シーズンはヨーロッパリーグ制覇も経験したが、足首のケガや細かい負傷の影響で先発出場の機会が限られると、今シーズンは出場機会を与えられず、夏の移籍市場最終日に双方合意の下で契約を解除していた。

契約解除から3週間が経過した現在まで無所属が続いているパプ・ゴメスは、イタリア『エコ・ディ・ベルガモ』のインタビューで今後ついて「自分にふさわしいチャンスが巡ってくることを待ちながら、いまはセビリアでの生活を楽しんでいる」とコメント。

また、「僕はフットボールにすべてを捧げた。だから後悔するような最後を迎えたくないんだ」と、この先も自分を納得させるようなオファーが来なければ、ブーツを脱ぐのが最も現実的な選択肢であることを明言した。

なお、パプ・ゴメスの代理人は、同選手が最高の時期を過ごしたアタランタ復帰の可能性を否定しているが、パプ・ゴメスは「僕の心の中にはいつもアルゼンチンがあるけれど、ヨーロッパが僕の生きる場所なんだ。そして一つ確かなのは、再びベルガモに戻ってファンの愛情を感じたいと思っていることだ」と、アタランタに特別な思い入れがあることを明かしている。

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