ブリュワーズ地区優勝決定ならず 4点差を追いつくも接戦を落とす

【ブリュワーズ4-5マーリンズ】@ローンデポ・パーク

地区優勝へのマジックナンバーを「1」としているブリュワーズは、6回表に4点差を追いついたものの、8回裏に暴投で決勝点を献上し、マーリンズに4対5で惜敗。2位カブスが勝利したため、地区優勝決定は明日以降に持ち越しとなった。マーリンズ4番手のアンドリュー・ナーディが8勝目(1敗)をマークし、5番手のタナー・スコットは10セーブ目を記録。ブリュワーズ4番手のジョエル・パヤンプスは5敗目(6勝)を喫した。

2年ぶりの地区優勝決定に向けて、エース格のブランドン・ウッドラフが先発したブリュワーズだったが、初回にジェイク・バーガーの34号3ランでいきなり3失点。4回裏にもニック・フォーテスの犠飛で失点し、ウッドラフは5回6安打4失点でマウンドを降りた。

しかし、6回表に打線が奮起し、ウィリアム・コントレラスのタイムリー内野安打で1点を返すと、カルロス・サンタナに22号3ランが飛び出し、一気に4対4の同点に。サンタナはこれが通算300本目のホームランとなり、スイッチヒッターでは史上10人目となる通算300本塁打を達成した。

ところが、4番手のパヤンプスが8回裏に無死1・3塁のピンチを招き、ヘスス・サンチェスを空振り三振に仕留めたところまでは良かったものの、暴投で勝ち越し点を献上。この1点が決勝点となり、ブリュワーズは地区優勝を決めることができなかった。

勝利したマーリンズは、ワイルドカード争い3位のカブスとの1ゲーム差をキープ。大黒柱のサンディ・アルカンタラと有望株のエウリー・ペレスを故障で欠くなか、ワイルドカード争いに必死に食らいついている。

The post ブリュワーズ地区優勝決定ならず 4点差を追いつくも接戦を落とす first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.