「入店したときから焦っていた」還付金詐欺を未然防止 銀行職員に感謝状(広島県警)

還付金詐欺の被害を未然に防いだとして、広島県警は銀行の職員に、22日、感謝状を贈りました。

感謝状を贈られたのは、広島銀行大河支店の支店長と、職員2人の計3人です。8月1日、銀行に来店した60代の女性の様子をみて、不審に思ったということです。

広島銀行大河支店 進藤加奈子 さん
「入店した時点から焦っている様子があったので、課長に報告した。」
広島銀行大河支店 岩村治佐子 課長
「お客さんもハッと気づいて『こわい』と。取り消しをしたので大丈夫ですと言った」

女性が還付金詐欺に遭っていることがわかり、未然に防ぐことができたということです。

広島銀行大河支店 友滝正 支店長
「(今後も)さらに感度に磨きをかけて、異変に気づき、お客さんに最終的には感謝していただけるよう目指す」

広島県警によりますと、今年に入り未然に阻止された特殊詐欺は8200万円にのぼるということです。

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