買うべきではない『トマト』の特徴5選!見極め方や保存方法まで解説

水分が多くて人気の高いトマト

夏野菜の代表のひとつであるトマトですが、スーパーなど店頭で販売されているものには鮮度に差がある場合があります。同じトマトを購入するならば、鮮度が高くておいしいものを選びたいですよね。

新鮮なものを選ぶためにも、鮮度に欠けるトマトの特徴を知っておきましょう。おいしいトマトを入手したら守りたい、正しい保存方法も紹介しています。

買うべきではない『トマト』の特徴5選!

購入を思いとどまるべきトマトには、どのような特徴があるのでしょうか。

1.ヘタが枯れている

トマトのヘタが枯れているのは、収穫から日数が経過している証拠です。収穫から時間が経っているものは、鮮度が高いとはいえません。ヘタが透き通っていたり、割れている状態のトマトは、実が傷んでいる可能性があるので要注意!

2.実が柔らかく、成熟しきっている

トマトは、実のピークが過ぎると徐々に柔らかくなり始めます。実に触れたときにブヨブヨしているのであれば、熟れすぎている可能性が高いです。購入してもおいしく食べられず、加熱調理しても風味に欠ける可能性があるので購入しない方がよいでしょう。

3.形がいびつ

トマトは、全体のバランスが取れていて丸いものを選びましょう。なんとなくいびつで、へこみや出っ張りがあるものは、風味や食感だけでなく種の部分の食感もよくない可能性が高いです。均一な丸みを帯びているトマトを選び、種まで美味しく食べましょう。

4.ひび割れている

トマトは生育環境がよくないと、実にひびが入ってしまいます。昨今ではあまり見かけなくなってきましたが、よく見るとうっすらとひびが入っているものもあるので、購入前にはよくチェックしてみてください。

ひび割れがあると、割れている部分からトマトの旨味が逃げてしまいます。見た目だけでなく風味も損なっている可能性が高いので、ひびの入ったトマトは購入を踏みとどまるべきです。

5.ハリがない

全体的にハリがなく、輪郭がはっきりしないトマトは、成熟しすぎている可能性があります。食感や風味が落ち気味なだけでなく、購入した時点で既に劣化しているかもしれません。

トマトの正しい保存方法

トマトの正しい保存方法は、以下のようになります。

  • 常温…冬場のみ可能で、キッチンペーパーでトマトを包んで、気温差のない場所でヘタを下にして保存
  • 野菜室…トマトをキッチンペーパーでくるみ、ヘタを下にしてポリ袋に入れて保存
  • 冷凍室…洗ってヘタを取り、冷凍専用保存袋に入れて保存

常温で保存する場合は、購入時に実が緑色で追熟させたいときや、冬場の寒い時期に限ります。常温での保存期間の目安は、2~3日です。トマトは15~25℃の気温で追熟が進むので、ある程度熟したら野菜室で保存しましょう。

まとめ

市販のトマトを購入する際は、味が落ちているサインが出ていないかをチェック!おいしいものを選び、正しい保存方法を守って鮮度抜群のものをほおばりましょう。

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