8年半ぶりにユナイテッドで先発したエバンス、クラブ通算200試合出場&勝利に喜び露わ 「僕の人生で最高の夜の1つ」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドの北アイルランド代表DFジョニー・エバンスが、先発出場したバーンリー戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

昨シーズン限りでレスター・シティを退団し、今夏は古巣のユナイテッドとプレシーズン限定の短期契約を結んだエバンス。コンディション維持も兼ねてプレシーズンマッチやU-21チームでのトレーニングをこなしていたが、チームにケガ人が出たこともあり、最終的に1年契約を勝ち取っていた。

プレミアリーグ第4節のアーセナル戦で84分から途中出場し、ユナイテッド復帰戦を終えていたエバンスは、ケガ人続出の影響もあり、23日の第6節バーンリー戦でついに先発。ディフェンスラインを統率しただけでなく、幻となったヘディング弾も決め、さらにはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの決勝点をロングボールからアシスト。公式戦3連敗中だったチームの1-0での勝利に大きく貢献した。

エバンスにとって今回のバーンリー戦はユナイテッドでの通算200試合目であり、先発出場は2015年3月以来、8年以上ぶり。この記念すべき一戦について、エバンスは『TNT Sports』にこのように語っている。

「この試合の全ての瞬間が大好きだった。試合前は待ちきれないという気持ちがあったし、ただ純粋にワクワクしていた。バスでここに来る時から興奮していた」

「僕にとってマンチェスター・ユナイテッドでの200試合目だったけど、まさかその数字に到達するとは思っていなかった。僕の人生で最高の夜の1つだった」

また、今夏実現したユナイテッド復帰の経緯も明かし、自らの力が勝利に繋がったことへの喜びも口にした。

「(初めて電話を受けた後は)意識的に契約を交わそうとは思っていなかった。ある程度の年齢に達すると、キャリアに陰りが出てくる。連絡を受けて、他に選択肢がなかったから、ただそれに応じたんだ。そして、トレーニングでベストを尽くし、チャンスをものにしようとした。あとは自分の体が最後まで耐えてくれることを祈るのみだ」

「まさか自分がこのチームに加わって、スタメンになるとは思ってもいなかった。僕の役割はチームに競争をもたらすことだと言われたから、その通りに取り組んできた。数人のケガ人が出て、先発のチャンスを得た」

「ここでのプレーは前のクラブのやり方と違うから、それに慣れて、自分のプレーを適応させようと努力してきた。今夜はうまく試合に入れたと思うし、自分の経験がチームにプラスに反映されたと思う」

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