【閉店】佐賀「喫茶アリユメ」

1974年創業の純喫茶

JR九州長崎本線の佐賀駅から歩いて20分ほどの所にある『佐嘉神社』。その近くのビル地下一階にある『喫茶アリユメ』。

1974年創業の「シシリアンライス」を提供するお店の中では草分け的な存在のお店です。
店名の由来は、灯りをともすなどを意味する、フランス語の「allumer(アリュメ)」から名付けられたそうです。

開店当時と変わらぬレトロな雰囲気が今なお残る店内は、昭和モダンなアンティークな絵画や置物が置かれ純喫茶感が漂っています。

メニューは佐賀市発祥のご当地グルメ「シシリアンライス」を筆頭に、「カレー」や「えびピラフ」といった喫茶店定番料理、「えびのグリーンカレー」や「ガパオライス」などのエスニック料理まで豊富に揃います。

名物の「シシリアンライス」はライスの上に甘辛く炒めた牛肉と数種の生野菜を盛り合わせ、仕上げにマヨネーズをかけた逸品!

料理の発祥は昭和50年頃、佐賀市中心の商店街の喫茶店で誕生したと言われており、2009年に開催された「第1回九州B-1グランプリ」で「シシリアンライス」がシルバーグランプリを受賞したことをきっかけに人気に火がついたそうです。ちなみに、現在は佐賀市内の20軒以上のお店で食べることができます。

具は特製のタレが絡んだ細切りの牛肉、キャベツ、レタス、白菜、水菜、紫キャベツ、ニンジン、カイワレ、コーン、トマトなど。様々な野菜を数種類使うのがこちらのお店の特徴です。

オリーブオイルと酸味の効いた自家製ドレッシングを和えた新鮮な生野菜と醤油ベースの甘辛い特製のタレが絡んだ細切り牛肉のバランスが絶妙!まさにライスを自然と食べ進めていける味わいです。

細切りの牛肉はとても柔らかくてジューシー!やや濃い目の味付けが食欲をそそります。

甘辛い特製のタレがライスと生野菜のいいつなぎ役になっており、トマトの酸味とコーンの甘みが良いアクセントになっています。また生野菜がたっぷりであっさりなのに、食べ応えのがあるボリュームも嬉しいポイントです。

大きな海老を3匹使用した「大えびフライ」は味も見栄えもごちそうなぜひ注文したい逸品です。

まさに万人に愛される味わいのご当地B級グルメ!佐賀に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!

喫茶アリユメ

〒840-0825 佐賀県佐賀市中央本町1-10 ニュー寺本ビルB1F

公認ライターが太鼓判!日本各地の美味しいB級グルメをご紹介

https://gohantabi.jp/categorylist/75

公認ライターおすすめ!九州エリアの美味しいごはん旅をご紹介

https://gohantabi.jp/kyusyu

*この記事は2023年9月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

*この記事で使用している画像は、執筆者が撮影したものです。

ライター:ニッポンごはん旅・編集長

© 株式会社ロコガイド