宇都宮ブレックス、競り勝ち3次ラウンドへ B1三遠に78-75 天皇杯

第3Q2分、果敢にゴール下へ切り込むブレックスの鵤(右)=県北体育館

 バスケットボールの第99回天皇杯全日本選手権2次ラウンド(下野新聞社など主催)最終日は24日、県北体育館ほかで6回戦8試合が行われ、B1宇都宮ブレックスはB1三遠に78-75で競り勝った。

 ブレックスは第1クオーター(Q)から先行される展開。遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)やD.J・ニュービルの3点シュートなどで16-21と食らい付いた。第2Qはグラント・ジェレットの速攻など8連続得点で追い上げ、37-38で折り返した。

 第3Qは一進一退の中で一時8点ビハインドを許したが、終了間際の村岸航(むらきしわたる)の3点シュートなどで51-54に。第4Qは要所で鵤誠司(いかるがせいじ)が2本の3点シュートを成功。ニュービルがこのクオーターだけで13点を奪うなど勝負どころのシュートを確実に決めて逆転した。

 3次ラウンドは12月13日に行われ、ブレックスはB1名古屋Dと対戦することが決まった。試合開始時間と場所は未定。

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