インドの自動車大手タタ・モーターズは23日、国内3カ所目となる登録車両廃棄施設(RVSF)「Re.Wi.Re(リサイクル・ウィズ・リスペクト)」を、西部グジャラート州スーラトに設置したと発表した。あらゆるブランドの乗用車や商用車を解体し、解体能力は年間1万5,000台。バッテリーや燃料、オイルを安全に処理する専用ステーションもある。
タタ・モーターズによると、施設運営は同社の提携先、シュリー・アンビカ・オートが担う。タタ・モーターズのP.B.バラジ最高財務責任者(CFO)は発表資料を通じ、「施設の設置をうれしく思う。明るい未来のため、廃棄物を最小限に抑えることを目指す」とコメントした。
タタ・モーターズは、西部ラジャスタン州ジャイプールと東部オディシャ(オリッサ)州ブバネシュワルで、同様の登録車両廃棄施設をすでに設置している。