ルカクが公式戦3戦連発もローマ、終盤のサパタ被弾でトリノにドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

ローマは24日。セリエA第5節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

前節エンポリ戦ではルカクとレナト・サンチェスに移籍後初弾が生まれた中、7発粉砕で今季初勝利としたローマ(勝ち点4)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ初戦のシェリフ戦でもルカク弾で勝利。良い流れに入りつつある中、ルカクがディバラ、エル・シャーラウィと3トップを形成した。

2勝1分け1敗スタートのトリノ(勝ち点7)に対し、開始5分、サパタの決定的なヘディングシュートをGKルイ・パトリシオが防いだローマは、9分にルカクがボレーで牽制。

その後も主導権争いが続いた中、互いに好機なくゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ローマは52分にピンチ。セックにボックス右深くまで侵入されてシュートを打たれたが、わずかに枠を外れて助かった。

すると58分に決定機。左サイドからのスピナッツォーラのクロスにクリスタンテが飛び込んでボレー。だが、シュートは右ポストに直撃した。

それでも68分、ルカクが均衡を破る。ボックス中央でDFを背負いながらパスを受けたルカクが反転から鋭いシュートを決めきった。

ルカクの公式戦3戦連発弾で試合を動かしたローマは、終盤にかけて危なげなく試合を運んでいたが、85分に追いつかれる。左サイド絞った位置のFKからファーサイドのサパタにダイビングヘッドを決められた。

失点を受けて古巣対決となるベロッティを投入したローマだったが、勝ち越しゴールは生まれず1-1のドロー。公式戦3連勝とはならなかった。

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