【鹿児島県鹿屋市で運動部・清川航矢】国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は24日、鹿児島県鹿屋市の輝北ダム特設コースでローイング(旧ボート競技)決勝が行われ、成年男子シングルスカル(千メートル)は岩手県の菅原陸翔(りくと)(県選抜、日大3年)が3分28秒27で2連覇した。会期前競技で本県選手団の優勝第1号となり、10月7日開幕の国体に弾みをつけた。
決勝は4艇で争われ、菅原は189センチ、90キロの恵まれた体格を生かした力強いこぎで、中盤でトップに立つと、そこから加速。速いピッチでこぎ続けリードを大きく広げて、2位に2秒47差をつけて快勝した。
ガッツポーズで声援に応えた菅原は「思い通りのレース運びで勝てた。2連覇し岩手に貢献できてうれしい」と喜びをかみしめた。