「精神面にかなりダメージ」2度リードも痛恨ミスでダービー勝利を逃したアーセナル、アルテタ監督はドローに「とても残念」

[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、トッテナム戦を振りドローを嘆いた。クラブ公式サイトが伝えた。

24日、プレミアリーグ第6節でアーセナルはホームにトッテナムを迎えた。

好調を維持する両者によるノースロンドン・ダービー。試合はホームのアーセナルが優位に進めると、ブカヨ・サカのシュートがクリスティアン・ロメロのオウンゴールを誘発して先制する。

その後も優勢に進めていたアーセナルだったが、42分に一瞬の隙を突かれると、ジェームズ・マディソンの仕掛けからソン・フンミンに決められてしまう。

1-1で迎えた後半、アーセナルはロメロのハンドによりPKを獲得。これをサカがしっかりと決めて勝ち越しに成功。しかし、その直後にリスタートを受けたジョルジーニョがコントロールミス。マディソンにボールを奪われるとカウンターとなり、最後はソン・フンミンに決められて追いつかれる。

ミスで一瞬にしてリードを失ったアーセナルはトーンダウン。終盤は攻め込み続けたが、良い形でフィニッシュまでいけず、2-2のドローに終わった。

試合後、記者会見に臨んだアルテタ監督はドローに終わったことを残念がり、ミスによる痛恨の失点が影響したとコメント。チームとしてパフォーマンスが足りなかったと振り返った。

「確実に勝ち点3を獲れなかったことはとても残念で、特に試合で2度も先行して勝ち取るチャンスがあったとき、そして失点した瞬間はそう思った」

「我々は試合をコントロールできて、ギャビー(ガブリエウ・ジェズス)の状況なら2-0にできたかもしれなかった、その後にゴールを許して立ち直る必要があった」

「我々はゴールを決めたが、1分も経たないうちにもう1点を許してしまうことは残念だ」

「チームの精神面にかなりダメージを与えたと思う。ファイナルサードに入るために、より多くのパスを得るには、ボールに対する落ち着きが足りず、行ったり来たりするゲームになってしまった」

「彼らと対戦するのはリスキーであり、最後の15分、20分は押し込んで、押し込んで、押し込んでいったが、ラストパスのクオリティも、最大限に活かして勝利するためには足りなかった」

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