「傑出した結果」ダービーで2度追いついたトッテナム、ポステコグルー監督は選手を称える「危機的な瞬間に立ち上がった」

[写真:Getty Images]

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、アーセあんる戦をりパフォーマンスを称えた。クラブ公式サイトが伝えた。

24日、プレミアリーグ第6節でトッテナムはアウェーでアーセナルと対戦。好調を維持する両者によるノースロンドン・ダービーはホームのアーセナルが優位に進めた。

トッテナムは守りながらも、オウンゴールで失点。苦しい展開となったが、その後はアーセナルの攻勢に対してGKグリエルモ・ヴィカーリオのビッグセーブなどもあり耐えていた。

すると、42分に一瞬の隙を突き、ジェームズ・マディソンの仕掛けからソン・フンミンがゴール。1-1で前半を折り返すも、54分にはハンドでPKを与えてしまい、ブカヨ・サカに決められて2-1とリードを許す。

再びビハインドとなったが、トッテナムは諦めず。直後のプレーでジョルジーニョからマディソンがボールをかっさらうと、右へ展開。受けたソン・フンミンがしっかりと決めてすぐに追いつく。

その後は相手の猛攻にも耐えて2-2のドロー。ポステコグルー監督は、引き分けに終わりながらも選手たちのパフォーマンスを称え、しっかりとやるべきことをやれたとした。

「選手たちの功績だ。難しい場所で、トップのチームを相手に、今日は我々が傑出した結果を残したと思う。我々はゲームに取り組む必要があったが、全ての要素を示せたと思う」

「守らなければならない時は、本当に上手く守ったと思うし、自分たちのサッカーをして、上手くいかなかった時でも粘り強く続けていた。全ては強い労働倫理と強いキャラクターに支えられていた」

後半押し込んだ時間帯があったことでポゼッションは53%、シュートは13本と数字も残している。パスも373本だして312本成功していた。ポステコグルー監督は苦しい状況でも耐え、しっかりとそれを活かすことができたと振り返った。

「我々にとっては全てではないが、トップチームと対戦する難しい場所に来たならば、自分たちが試合をコントロールしたり、100分間試合を支配したりすることはできないと知っている」

「本当に強くて立ち直る力が必要な時もあった。ロメロ、ヴィカーリオ、ビスマのような選手たちは、みんなその危機的な瞬間に立ち上がったと感じた」

「その後、試合の足掛かりを掴んだ時、我々のサッカーは傑出していると思った。なぜなら、やはりトップチームを相手にプレーを続け、ポゼッションを保ち、上手くやり、我々はそれを活かすフロントサードのクオリティを持っていたからだ」

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