「とても良い試合」ダービーで勝利のアトレティコ、シメオネ監督は2点リード時の戦い方を反省「チャンスを与え過ぎ」

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

24日、ラ・リーガ第6節でアトレティコはホームにマドリーを迎えた。

今シーズン最初のマドリード・ダービー。注目を集めた試合は意外な入りに。開始4分にアルバロ・モラタが古巣相手にゴールを決めて先制すると、18分にはアントワーヌ・グリーズマンも続く。

早々に2-0としたアトレティコだったが、ラインを下げたことでマドリーに押し込まれることに。すると35分にトニ・クロースにゴールを許して1点差で前半を終える。

嫌なムードも漂っていた中、後半開始早々にゴール。46分にモラタがクロスを頭で合わせてゴール。3-1とし、そのまま逃げ切って勝利した。

ホームでのダービーで勝利したアトレティコ。シメオネ監督は喜びながらも、2点リードしてからの戦い方を反省。ただ選手たちが狙い通りに動いたことが勝因だったとした。

「良かった。幸せだ。チームは良い試合をした。2-0とした後、下がり過ぎてしまい、彼らの得意なプレーをさせるチャンスを与え過ぎた」

「ホセルが居なくなっても、彼らは多くのチャンスを作り出していた。そして、彼らは2-1として我々にその困難を与えた」

「このままでは負ける可能性が高いとハーフタイムに話し合った。彼らは止めるのが難しいからファーポストを狙おうと話した。それが、モラタが3-1にしたやり方だった」

また、攻守両面についてもコメント。どちらも大事だとし、選手たちが良いパフォーマンスを見せられるメンタリティを持っているとした。

「とても良い試合だった。2-0とした後は下がり過ぎて、相手が上手く対応し、圧倒されるような雰囲気を与えてしまったが、その後は攻撃面を再度意識してプレーを繰り返した」

「選手たちは繋がりを持てば連想し、それをし続けてプレーしたい、自分自身を見せつけたいというメンタリティがある」

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