XperiaはTGSで”快適ゲームプレイ”をアピール 専用クーラーも接続できる「Xperia1Ⅴ」タッチ&トライレポート

9月21日(木)から24日(日)までの4日間、幕張メッセにて「東京ゲームショウ(以降「TGS」)2023」が開催された。イベントでは新作タイトルの試遊からゲーミングデバイスの展示まで”ゲーム”に関するありとあらゆるモノ・コトが集結。

中でも会場中央の5ホール周辺にはスマートフォンゲームを取り扱う出展社によるブースが集まっており、中でもソニーのスマートフォンブランド「Xperia」のブースでは専門家や人気ストリーマーによるステージイベントが多数展開されていたほか、新型スマホを用いたゲームタイトルのタッチ&トライイベントも実施。

タッチ&トライではXperiaからは本年6月に発売されたフラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」が、ゲーミングブランド「INZONE」からはゲーミングPC向けモニター&ヘッドセットがそれぞれ用意。「原神」「アイドリッシュセブンアイドリッシュセブン」「ディビジョン リサージェンス」「レインボーシックス モバイル」「Apex Legends」の計5タイトルの試遊ができており、今回は「原神」を「Xperia 1 Ⅴ」で体験してみた。

「Xperia 1 Ⅴ」は前述の通り本年6月に発売されたスマートフォンとして、現状のAndroidスマートフォンでは最高級の性能を誇る「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したフラグシップモデル。ディスプレイには21:9の4K有機ELを、スピーカーには前モデル比で強化した「フルステージステレオスピーカー」を採用するなど、動画視聴はもとよりゲームプレイも楽しめる一台となっている。

今回のタッチ&トライではそんな本機種の体験に加え、専用クーラーアクセサリ「Xperia Stream」も同時に試すことができた。「Snapdragon 8 Gen 2」は最高性能を引き出す代わりに”排熱問題”が非常にネックなCPU(SoC)であることが知られており、同チップを搭載した他社スマホでも同様の外付けクーラーが展開されている。

実際に触ってみて利点に感じたのは軽量であること。本機種の重量は187gとフラグシップ機の中では軽量に分類されており、ずっと手に持ってプレイするというスマホゲームの利用シーンにおいては非常に魅力的だった。アクセサリのXperia Streamはデフォルトで接続されており取り外すことはできなかったが、それを以てしても競合のゲーミングスマホと比較してかなり軽い。

Xperia Streamについては、外付けファンとして”幕張メッセでの試遊”という、常に人が入れ替わりゲームを起動し続ける過酷な状況においても、本体から発生した熱を効率的に逃がす役割を果たしていた。「原神」は言わずもがなスマホゲームとしては処理が”激重”なゲームの一つとして知られているが、それでも安定した動作を実現したほか、Xperia Streamは有線LAN接続にも対応しており、イベントで起こりがちな”WI-Fiエラー”も回避するなど拡張性の高さの利点を発揮していた。

HDMIや有線LANに対応

そして「Xperia」シリーズの代名詞でもある、21:9の縦長ディスプレイに関しても「原神」では広範にエリアを見渡すことができ有用に感じた。機種本体やXperia Streamの各種設定は専用のゲームモードにより調整・変更が可能になっており、ファンの回転数制御やパフォーマンスモード制御などかなり詳細な調整もできていた。(デモ機では30FPS設定)

今回のタッチ&トライを通じて、本製品は(「ROG Phone」シリーズのような)”ガチゲーマースマホ”を名乗っているわけではなく、あくまでフラグシップ機としてのゲームの可能性をアピールするような狙いが伺えた。普段使いを中心に据えつつ、快適なゲームプレイにも耐えうる性能を有するという”フラグシップ機”ならではの魅力を短時間ながらも体感することができた。

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