「最後だからこそ盛り上がる」 来春閉校の呉昭和高校 最後の文化祭

今年度末で閉校になる広島県呉市の呉昭和高校で、最後の文化祭が開かれました。

最後の文化祭のテーマは、「記憶に残る1ページ」。63人の3年生は、感謝の気持ちを込めて卒業生や地域の人たちを迎えました。

呉昭和高校は、1983年に創立しました。3年後のピーク時には、24クラス・1131人の生徒が在席していました。しかし、人口減少や少子化影響で生徒数が減少したため、今年度末で閉校します。

在校生たちは、残り半年ほどとなった学校生活を、精一杯楽しんでいました。

在校生
「思い出は、消えないって思ってます。心の中に呉昭和高校があるって思っています」

生徒会長 濱本絆菜 さん
「一切、悲しくはないですね。最後だからこそ、みんな最後だと盛り上がれるので自分はすごくうれしいです。ハッピー。明るくて、みんな楽しそうでオッケーです」

呉昭和高校は、来年3月に41年の歴史に幕を閉じます。

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