アーセナルのライスが背中の違和感で途中交代。アルテタ監督が見解を示す

写真:トッテナム戦は前半のみのプレーにとどまったライス

プレミアリーグ第6節のトッテナム戦で途中交代したイングランド代表MFデクラン・ライスについて、アーセナルのミケル・アルテタ監督が見解を述べている。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が報じている。

ライスはトッテナム戦に先発出場したものの、背中の違和感を訴えたことで前半のみのプレーにとどまり、後半開始からイタリア代表MFジョルジーニョと交代した。アルテタ監督は試合後、ライスとの間でどのようなやり取りがあって交代に至ったのかを解説している。

「彼は背中に違和感を覚えたようだ。前半、彼は我々に『違和感がある』と伝えてきた。ハーフタイムに背中の状態をチェックしたところ、プレーを続けることはできないとの判断に至ったため、我々は彼を交代させなければならなかった」

そしてライスの今後について問われた際には、次のように語っている。

「しばらく離脱するようなことにならないことを祈っているが、まず彼の状態をチェックしなければならない。彼ほどの選手が『違和感がある』という理由で交代を求めるのは奇妙なことだ。長期離脱にならないことを祈っているが、どうなるか見守らなければならない」

一方、ライスとの交代でピッチに入ったジョルジーニョだが、2-1とアーセナルの1点リードで迎えた55分、ボールコントロールのミスが相手のショートカウンターにつながり、韓国代表FWソン・フンミンに同点ゴールを献上してしまった。このプレーについて問われたアルテタ監督は、次のように語ってジョルジーニョを擁護している。

「私は彼のことを愛しているし、我々全員が彼を愛している。ミスはフットボールの一部だ。我々がピッチに立つことはないが、彼らはピッチでプレーをしているのだから、ミスをすることが許されるんだ。チームを助けるために最大限の力を発揮してくれる選手がいるとすれば、その選手こそがジョルジだ。我々はみんな彼とともにいる」

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