ルートン・タウン、ついにプレミア初勝点!最新ユニは「住宅地のスタジアム」へ敬意の“初代色デザイン”

今季はクラブ史上初のプレミアリーグを戦うルートン・タウン。

ここまで開幕から4連敗(※第2節は未消化)だったが、23日に行われたホーム「ケニルワース・ロード」でのウォルヴァーハンプトン戦を1-1で引き分けて、ついに歴史的なプレミア初勝点「1」を獲得した。

そのルートンが19日に新サードユニフォームを発表。ここでは今季のアウェイユニフォームと併せてご紹介したい。

Luton Town 2023-24 Umbro Away

ルートン・タウン 2023-24 Umbro アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームは、基本的に今季のホームユニフォームの色違いバージョン。ホームはオレンジを基調にホワイトのストライプだが、アウェイはその反転となる。

この片側ストライプというスタイルは、15年ぶりに1部リーグのディヴィジョン1昇格を果たした1974-75シーズンのユニフォームをモチーフとしたもの。

クラブにとって歴史的ともいえるユニフォームのデザインを、初プレミアリーグという歴史的なシーズンに復活させている。

今季のプレミアリーグでは8月25日に行われた第3節チェルシー戦で登場。現時点ではこの試合のみ着用となっている。

ソックスの色はホワイトが基本スタイルなのだが、この試合で着用したのはまだ発表前だったサードユニフォームのソックス。なんと発表より1か月も早くフライングで登場していた。

Luton Town 2023-24 Umbro Third

ルートン・タウン 2023-24 Umbro サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームは、ネイビーを基調にピンクを組み合せた配色が印象的。この2色は1885年から1889年まで使用したルートンの初代ユニフォームカラーで、当時のデザインはピンクとネイビーが半々のスタイルだった。

初期のルートンはキットカラーが定まらず、ブルー、ブラック、レッドなど様々な色のシャツを着ている。

ユニークな前面のピンクのラインだが、これはウルヴス戦で歴史的な“プレミアリーグ初勝点”を獲得したホームスタジアム「ケニルワース・ロード」の輪郭線を表現したもの。住宅地の中にあるこのスタジアムは形状が独特で、ピンクのラインはそれを捉えている。

【関連記事】独断と偏見で選ぶ!プレミアリーグ23-24「最高のユニフォーム」10着はこれだ

アウェイ、サードの各ユニフォームはクラブ公式オンラインストアで販売中だが、アウェイは現時点でほとんどのサイズが品切れ中と大好評。

また、クラブの原点の色で構成したサードユニフォームは、26日に敵地で行われるエクセター・シティとのリーグカップ3回戦でデビューする。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

© 株式会社ファッションニュース通信社