ポステコグルー監督は志向するスタイルに固執しない? アーセナル戦後に「終始ゲームをコントロールできなくとも…」

写真:トッテナムを率いるポステコグルー監督

現地時間9月24日に行われたプレミアリーグ第6節で、アーセナルとトッテナムが対戦。今季最初の“ノースロンドンダービー”は2-2の痛み分けに終わった。

アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムで行われた注目のダービーマッチは、ともに4勝1分け無敗と好調のなかで行われた。試合は前半から白熱し、26分に相手のオウンゴールでアーセナルが先制すると、ハーフタイム直前の42分には韓国代表FWソン・フンミンのゴールでトッテナムが追いつく。

54分にはイングランド代表FWブカヨ・サカのPK弾でアーセナルが再びリード。だが、トッテナムも直後の55分にソン・フンミンのこの日2ゴール目ですぐさまタイスコアに戻す。その後は両者にゴールが生まれず、試合は2-2で終了した。

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、試合後のインタビューに対応。その内容を、トッテナムのクラブ公式サイトが次のように伝えている。

「難しいスタジアム、難しいチーム相手によくやったと思う。試合には自分たちのやり方で取り組まなければならなかったが、そのすべての要素を発揮できたね。守備をしなければならない場面では本当によく守ったと思うし、自分たちのサッカーもできた。物事がうまくいかないときには粘り強く戦うこともできた」

また、ボールポゼッションが53%、シュート本数が13本だった点については「(データが)私たちにとってすべてではないが、トップのチームと難しいスタジアムで対戦するのであれば、自分たちが終始ゲームをコントロールすることはできないことも承知しているよ」と、状況に応じて自身が志向するポジショナルプレーを基調とした攻撃的なサッカーに固執しない考えも明かした。

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