コンビニにいた19歳2人を逮捕…店内すでに警官がマーク、ATMで他人のカードを使う瞬間に職質し事件発覚 無職の2人「分かりました、認めます」

朝霞署=埼玉県朝霞市栄町

 埼玉県警朝霞署は20日、電子計算機使用詐欺、窃盗などの疑いで群馬県太田市の無職の男(19)2人を再逮捕した。

 再逮捕容疑は8月11日午後3時半ごろから数回にわたり、氏名不詳の者と共謀し東京都杉並区の無職男性(78)方に区役所職員などを名乗り、公的年金の還付金が受け取れるなどと偽り、同区内の金融機関ATMを操作させ現金89万7430円を男らが管理する口座に振り込ませた疑い。男らは同口座から現金50万円を引き出して盗み、残額を別の口座に振り替えてから、引き出していたと見られる。

 同署によると男2人は8月12日、和光市内のコンビニエンスストアで他人名義の多数のキャッシュカードを持ってATMを操作しようとしていたところを同署員が職務質問し、犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕。同31日、電子計算機使用詐欺、窃盗の疑いで再逮捕されていた。調べに対し「分かりました」「認めます」などと供述し、容疑を認めている。

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