19本のシュートも… サンフレッチェ広島 上位浮上へ大切な京都戦(9月23日)

明治安田生命J1リーグ第28節。1か月、負けのないサンフレッチェ広島は23日、アウェーで京都サンガと戦いました。

7位ながら5試合負けがなく、首位との勝ち点差を8に詰めたサンフレッチェ。23日は14位の京都と対戦しました。

白のユニホームのサンフレッチェは、前半から攻めこむシーンが目立ちます。15分には右サイドを突破した 中野就斗 。7試合連続でスタメン起用のルーキーが右足で狙いますが、惜しくも枠をはずれます。

42分には、けがから復帰後、好調なチームを支える 満田誠 がエリア内から強烈なシュートを放ちますが、キーパーに阻まれ、0対0のまま前半を終えます。

エンドが変わった後半。京都にサイドを破られると、こぼれ球への反応が遅れ、先制されてしまいます。これが4試合ぶりの失点となりました。

追う展開となり、選手交代などでより攻撃に厚みをもたせるサンフレッチェ。相手の倍以上のシュートを放ちますが、なかなかゴールネットを揺らせません。

27分にはロングパスを受けたマルコス・ジュニオールから走り込んできた 志知孝明 、得意の左足もサイドネットでした。アディショナルタイムにはエゼキエウがヘディングシュート。しかし19本のシュートは実らず、6試合ぶりの黒星。上位浮上へ痛い敗戦となりました。

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