買い物が困難な人たちへ 移動販売車「走るお店げんきくん号」が新型に 冷蔵ショーケースも新設し 品ぞろえも増え

買い物が困難になった住民へ食料品などを届ける移動販売車が25日、新しくなって運行を始めました。

移動販売車は、「グリーンコープひろしま」が運用する「走るお店 げんきくん号」です。西日本豪雨で近くのスーパーなどが被災し、買い物が困難になった住民のため、広島県坂町の仮設住宅などを回り始めました。

その後、別の地域からも要望があり、現在は坂町のほかに、広島市安芸区矢野地区や呉市安浦地区の10か所以上で販売しています。

新しくなった車両には、冷蔵ショーケースが設けられました。商品が見やすくなり、積み込める冷蔵商品も増えたということです。

新型車両の製造には「西日本豪雨災害支援カンパ」で集まった募金、約400万円が充てられました。

グリーンコープひろしま 金築英司 専務理事
「発災以降、グリーンコープの組合員さんがずっとカンパ金を集めてくれて、感謝しているところです。地域の少しでもお役に立てればと思っています」

「走るお店 げんきくん号」は毎週月曜と木曜に運行しています。

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