JR東海は10月20日から一部の新幹線の中央の席にパーティションを設置したビジネス専用の座席を導入します。
JR東海は2021年からビジネス目的の利用客をターゲットとした「SWork(エス・ワーク)」と呼ばれる車両を新幹線「のぞみ」の7号車に導入していて、パソコンやスマートフォンでwebミーティングなどを行う利用客から人気を集めています。
JR東海によりますと、このうち新幹線N700Sの7号車については、10月20日から新たにSWorkPシートを導入。
3人掛けの中央の席にパーティションが設置されプライベートな空間が確保できるほか、手元のテーブルを手前にスライドさせることで傾きが生まれ、ノートパソコンでの作業がしやすくなる工夫も施されているということです。
SWorkPシートは10月18日からエクスプレス予約、スマートEXでの予約がスタート。このほか、10月20日からはこれまでのSWork車両を「のぞみ」だけでなく「ひかり」と「こだま」にも拡大を決めていて、ビジネス需要を更に取り込みたい狙いです。